2025年4月開業を目指す「こども未来拠点『あいのカタチ』(一階にいしかりこどもクリニックができ、2階には重症児デイサービスあいキッズとレスパイトハウス コタン(レスパイトハウスコタンは医療的ケア児に対応した道内初の医療型短期入所施設))」の建設はベースが終了し、布コンクリート打設と布コンクリート型枠解体、Fデッキ敷き込み作業が行われました。
2024年12月24日現在の建設進行状況は
12/19からは布コンクリート打設→布型枠解体→Fデッキ敷き込みという流れで行われました。7番目の工程にあったベースコンクリートというのは土台の平面部分のことで今回の布コンクリートは垂直に上へと作業していくんだそうです(凸の下の部分がベース、上の部分が布というイメージ)。布コンクリート打設が終ったら、型枠を解体し、Fデッキ敷き込みという作業になります。
布コンクリートとは
布コンクリートは、柔軟な布製の型枠を使用して施工されるコンクリート工法の一種です。この工法は、従来の剛性型枠では困難な曲面や複雑な形状の施工を可能にします。布型枠は軽量で取り扱いが容易なため、設置や解体が効率的に行えます。また、型枠の柔軟性により、コンクリート表面に自然な仕上がりを持たせることができるのも特徴です。特に、構造物のデザイン性が求められる場面や軽量化を目的とする施工で採用されることが多いです。
Fデッキとは
Fデッキは、建築や土木工事において使用される鋼製または合成樹脂製の構造部材で、主に床やスラブの補強材として用いられます。特徴として、軽量かつ高い強度を持ち、施工が容易である点が挙げられます。Fデッキは、現場での型枠設置作業を省略できるため、工期短縮や施工コストの削減に貢献します。また、敷き込み後には、コンクリートとの一体化により、床構造全体の剛性を高める役割を果たします。建築物の床スラブや駐車場の構造材など、広範囲にわたり使用されています。
布コンクリート打設の様子
Fデッキ敷き込み作業の様子
作業現場で湯気が立ち上っているのを見かけました。画像では湯気は見えないのですが、これは温水高圧洗浄機でホースの水を温水に変えて現場の雪を溶かしながら作業するのに使うんだそうです。冬の現場には必需品なんでしょうね。真っ赤でカワイイです。
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