2025年4月開業を目指す「こども未来拠点『あいのカタチ』(一階にいしかりこどもクリニックができ、2階には重症児デイサービスあいキッズとレスパイトハウス コタン(レスパイトハウスコタンは医療的ケア児に対応した道内初の医療型短期入所施設))」の建設が順調に進んでいます。2024年11月26日からは型枠工事を行っています。
現在の作業工程は
設計図面の情報を工事現場に反映させるための作業が墨出しです。流し込んだコンクリートの上に墨が付いた糸で設計図面の内容のとおりの線を引いたそうなんですが、残念ながら私は休日でチェック出来ず。
先週までで鉄筋工事は終了し、11月26日からは型枠工事が始められています。型枠工事はコンクリートで建物を作る際に、コンクリートを流し込む前の型を作る作業になります。先週までの鉄筋工事の画像と比べるとどんどん建物が建つ前の下準備が進んでいる感がありますよね!屋上から見ると箱がたくさん並んでいる感じで、なんだかカワイイです。
ちなみに鉄筋についている白い雪の結晶のようなプラスチックははスペーサーとというもので、鉄筋を組み立てる際にコンクリートの型枠から一定の距離を保つために使用されるものなんだそうです。現場では「ドーナツ」という愛称で呼ばれることもあるんだとか。
スペーサーは、鉄筋が所定の位置からずれてしまわないようにしてくれていて、この空間にコンクリートが流し込まれても鉄筋が水や空気、酸、塩によって腐食することを防止し、鉄筋コンクリートの強度を保ってくれる重要なものなんだそうです。
今まさに建てている建築現場を見ないとこういうものにはなかなか出会えないし、直接お話を聞くことも出来ないので貴重な経験だなぁと思います。
動画でもベース枠づくりの様子をご覧いただけます。